テレビを見ていると必ず目にするCMでは赤ちゃんから高齢者まで様々な人々が登場しますが、全ての人が芸能人やモデルである訳ではありません。
一般の方がCMに参加している例も多くありますが、そうした方々はほとんどの場合、オーディションでチョイスされています。よってCM撮影に参加したい場合には、こうしたオーディションで選ばれる必要があるのですが、中々普通ではその情報が手に入りません。
しかし、企業や広告代理店としても商品のターゲットごとのモデルとなる一般人の確保は必須なので、オーディションは頻繁に開催されているのですが、求人誌などには掲載されていません。
こういった情報を探す一般的な方法としては、広告代理店や企業の募集フォームが効率的でしょう。
広告代理店の公式ホームページでは、CMのモデルを一般募集するためにオーディションの開催が時折発表されています。
商品の購買年齢層に自分が近い場合には、このようなオーディションに応募することで、CMに参加するチャンスが増えるのですが、常時狭き門なので確率は低くなります。
こうした一般向けのオーディション以外にCMに参加する方法は、タレント事務所や養成所からの仲介も頻繁に行われます。
テレビや雑誌で人気があるタレントやモデルではなく、養成所や派遣会社に登録している人とかにCM撮影のオファーが来ることがあるのですが、一般の人もこうしたタレント会社に登録することで、オーディションよりも高い確率でCMの仕事に参加出来る可能性が高まります。
広告代理店にはこうしたタレント会社の名簿や写真などの資料がかなり送られているので、プロデューサーやディレクターとかはそうした情報を元に出演者のイメージを固めていきます。
その後、直接的に依頼が来る場合もあれば、オーディションの誘いを受けるケースもあるのですが、一般向けの公募よりははるかに高い確率で採用されるので、CMに出たい方にはおすすめの手順になっています。
とはいえ、日本で公開されているCMの数自体に大きな上限が決まっているので、難しいことには変わりありません。ぜひ何度も挑む気持ちでオーディションに参加して下さい。
